METAMASK(メタマスク)は基本的にはERC(イーサリアム チェーン)なのでBNBを使用するためにはネットワークをBSC(バイナンス スマート チェーン)に変更する必要があります。
なぜなら、この設定をしていない場合、使用されていないアドレスに暗号資産(仮想通貨)を送金することになり、送金先のアドレスが異なることが原因で「資産」を失う可能性があるからです。
暗号資産は様々なネットワークが活用され、コインも多くの種別があり、取引所も数多く存在します。
暗号資産の取引、保管を行うウォレットとしてMETAMASKのスマートフォン版を用いて解説を致します。
基礎的な知識を身に付けて、安全に暗号資産を運用できるように、各画面のスクリーンショットを多めに掲載し、タップする場所の詳細を解説いたします。
BSCのネットワーク追加がちゃんと設定できているか、確認項目まで網羅した解説記事になります。
Binanceについてもっと知りたい方はこちら
BINANCE(バイナンス)とは?
METAMASKの設定がまだの方はこちらをご確認ください。
【初心者必見】METAMASK初期設定
METAMASKのネットワークの変更は「設定」をタップ
ERCからBSCへの変更方法を解説していきます。
ネットワークが「ERC」になっているので変更していきます。
ホーム画面の左上にある三本線をタップ。

設定画面を開きます。

「ネットワークの追加」を選択する
設定画面にあるネットワークを選択します。

「ネットワークの追加」をタップします。

ネットワークを追加するためには、5つの項目の入力が必要となります。必要項目は、「ネットワーク名」、「RPC URL」、「チェーンID」、「シンボル」、「ブロックエクスプローラーのURL」です。
BSC(バイナンス スマート チェーン)の追加に必要な情報を入力、保存する
新しいRPCネットワークの必要項目を入力します。

BSCの必要項目はこちらです。
ネットワーク名 | Smart Chain |
RPC URL | https://bsc-dataseed.binance.org/ |
チェーンID | 56 |
シンボル | BNB |
ブロックエクスプローラーURL | https://bscscan.com |
項目の入力が完了したら、「追加」をタップします。
「BSC」がネットワークに追加されているかを確認するには
METAMASKのホーム画面が表示されたら、ネットワークを変更します。

「Smart Chain」を選択します。

ウォレットのネットワークが「Smart Chain」に変更されていれば完了です。

METAMASKにトークンを追加して、今すぐ取引開始したい人はこちらの関連記事を是非ご覧ください。
【METAMASK】インストール直後に取引したいトークンが見当たらない場合の対処法
初心者の方は、このネットワークの追加という点をしっかりと抑えて、より良い暗号資産運用をしましょう。ウォレットの設定を、取引希望するに必要なネットワークを設定して、送金、受取を行うことが必要です。イメージとしては、電車の利用をご想像頂ければと思います。
電車の乗り換えや、私鉄とJRの相互乗り入れのようにウォレットのネットワークを切り替えて、設定を追加することで、ウォレットの機能を拡張していきます。
実際にトークンの取引を開始したい方はこちら
METAMASKにある「BNB」でTENSETを買う方法【Pancakeswap版】
ウォレットについての解説は今後もTENSET.FUNで継続して記事をお送りいたします。