世界最大級の仮想通貨取引所【BINANCE】

CoincheckやbitFlyerのような仮想通貨取引所です。

手始めにBINANCE(バイナンス)とはどんな仮想通貨取引所なのか説明します。

BINANCE(バイナンス)とは、ユーザー数/月間取引高において、世界有数の規模を誇る仮想通貨取引所です。 また、圧倒的な取扱通貨の豊富さに定評があることで知られているいます。

BINANCE(バイナンス)とは?

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(1)海外の仮想通貨取引所

BINANCEとは、2017年に香港で「ジャオ・チャンポン氏」によって設立された仮想通貨取引所です。現在は様々な理由からその拠点はマルタへ移されています。ユーザー数は、1000万人以上であり、世界最大級の仮想通貨取引所です。

(2)取引高世界1位

BINANCEはユーザー数が多いだけではなく、その取引量も世界トップレベルです。24時間の取引量は60億円を超えており、この数値は世界1位を誇っています。

(3)取引サービスが豊富

BINANCEではその取引サービスの豊富さも魅力の一つです。初心者向けの現物取引だけでなく、上級者向けの先物取引やOTC、P2P取引まで備えており、仮想通貨運用をするあらゆるユーザーが利用できる環境が整えられています。

(4)強固なセキュリティ

BINANCEは2019年に大規模なハッキングに遭い、45億円相当の被害が出ました。しかし、顧客資金は全額保証し、1週間後には再開しました。その後、ISO(国際標準化機構)が定めるセキュリティ認証を得るなど、信頼回復に向けた取り組みも怠っていません。
会社の規模感もさることながら、様々な企業との提携も加味すれば安心できる取引所であると言えます。

(5)日本語対応

BINANCEは、海外の仮想通貨取引所ながら日本語完全対応です。そのため、英語にあまり自信がない方も安心して利用できます。

2、BINANCEを利用するメリット

世界最大級の仮想通貨取引所であるBINANCEを利用するメリットをお伝えします。

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(1)口座開設が簡単

BINANCEの口座開設には本人確認が不要です。なんと、取引所でありながらメールアドレスパスワードの2つを設定するだけで口座開設ができてしまいます。
少々の手間と認証に時間がかかる他の取引所と比べれば圧倒的に容易であると言えます。

(2)取扱通貨数が200以上

BINANCEが取り扱う仮想通貨の種類は200を超えます。日本国内であれば15銘柄を扱うCoincheckが一位ですので、その取扱銘柄の多さがわかると思います。

(3)レバレッジは最大125倍

高いレバレッジも魅力の一つです。日本国内の取引所であれば4倍が最大であるのに対し、BINANCEは最大125倍までのレバレッジを選択できます。
125倍で成功すれば大儲けできますが、失敗するリスクが大きいのも事実です。しかし、BINANCEにはゼロカットシステムがあるので借金のリスクはありません。これについては2-(6)借金のリスクがないで説明します。

(4)取引手数料が安い

BINANCEの取引手数料は安価です。具体的には現物取引でMaker、Takerともに0.1%です。少額の取引であっても気軽にできます。

(5)サーバーが強い

仮想通貨取引所を利用する上でサーバーの強さも重要な要素の一つです。なぜなら、サーバーに負荷がかかり、注文が通りにくくなったり取引停止になったりしては損失のリスクが高まるからです。
BINANCEは、多くのユーザーを抱え、そのサーバーへの負荷も大きいはずですが今までに大きなサーバー障害を起こしたことがありません。その特徴からBINANCEはプロトレーダーにも愛用されています。

(6)借金のリスクがない

BINANCEにはゼロカットシステムが導入されています。
ゼロカットシステムとは、万一大きな損失が発生しても証拠金を超えた金額は取引所が負担してくれるサービスです。つまり、借金をすることはありません。
日本国内ではゼロカットシステムが禁止されているので、海外特有の機能であり、利用する大きなメリットです。

3、BINANCEを利用するデメリット

BINANCEにはメリットが多くあるものの、デメリットも存在します。順に見ていきましょう。

(1)日本円で入金できない

BINANCEには日本円での入金ができません。そのため、日本国内の取引所で仮想通貨を購入し、取引所やウォレットから入金するという流れになります。
クレジットカードでの購入は可能ですが、その手数料が割高なのでおすすめの購入法ではありません。

(2)日本居住者には不向き

BINANCEは、日本国内で仮想通貨取引所を運営する上で必要とされる仮想通貨交換業登録が完了していません。つまり、金融庁の認可がおりていないということです。
また、2020年末にBINANCEのCEOである「ジャオ・チャンポン氏」が日本への展開はありそうにないと発言しているので日本居住者には不向きであるのが現状です。

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